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リサイクルパーツと社会を繋ぐナショナルプラットホーマーとして

2022年、コロナウィルス感染症が徐々に収束し始め、国内外の人の動きも少しずつ回復し始めましたが、自動車産業・自動車リサイクル業界においては、非常に厳しい1年でした。

半導体供給不足による新車供給減に伴い、中古車市場では慢性的な玉不足状態となり、円安も相まって、オークションでの平均落札価格は歴史的な高値を記録しました。

自動車リサイクル業界への影響も大きく、使用済自動車の台数は約277万台と2011年以来、300万台を割り込み、2005年自動車リサイクル法施行後、最低台数となりました。

リサイクルパーツは中古車業界の安価な修理を支えると共に、自動車リサイクル業界の付加価値を高めることにつながる2つの業界にとって、この厳しい環境を乗り切る非常に重要なアイテムであり、リサイクルパーツ業界活性化に向けて、自動車リサイクル業界・修理業界・カーメーカーなど様々な業界が横断で手を取り合い取り組んでいく必要があります。

株式会社JARAはリサイクル部品流通のナショナルプラットホーマーとして、部品供給ネットワークの拡大・充実に向けたシステム開発に加え、リサイクルパーツ業界と修理業界・カーオーナーの方々との距離を近くするコミュニケーションツールの開発・普及啓発活動などの取組を通じて、様々な業界・カーオーナー同士をつなぐ架け橋となり、リサイクルパーツ業界の活性化、そしてカーオーナーに安心、廉価な充実した自動車ライフを実現してまいります。



2023年3月8日
株式会社JARA(日本自動車リサイクラーズ・アライアンス)
代表取締役社長 矢島 健一郎

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